5月23日から4日間、人工知能学会に参加してきました。参加者は25日の時点で2400人超え!これは昨年の1.5倍以上だそうです。世間で言われているAI (Artificial Intelligence: 人工知能のこと)ブームは間違っていないことを実感した4日間でした。
我々オストメイトにとっても使えそうな、というものは今のところほとんどありませんが、医療や福祉の分野にも着実にAIやロボットが導入されつつあります。人間を超える能力をもつためにはしばらく時間がかかりそうですが、いまや囲碁のトッププロを負かすことのできる人工知能、我々が思っている以上に技術の進歩は早いかもしれません。
パウチを貼り替えることのできる介護ロボット、その人の皮膚状態にあったパウチを提案するツール、適切な治療法を提案できる医者より賢いAI……夢物語に聞こえますが、案外実現してしまうかも!
一方で、AIが発展すると人間の仕事が奪われるのでは?という議論もよく聞かれます。しかし、研究者界隈ではあまりそういった認識はなく、人間と人工知能の差はまだまだ歴然としているようです。人工知能にとって感情を理解することは思いのほか難しいのが現状です。私見ではありますが、人間の役割は人々の感情に寄り添うことになっていくのではないかと思っています。
むしろ、ロボット社会を人間が受け入れられるのか?そちらの方が問題かもしれません。しかし、高齢者社会に向かう日本は人手が足りなくなりそうなので、遅かれ早かれロボットと共存する時代が来ることでしょう。人間の感情にどこまで人工知能が向き合えるのか、そこが問われてくる気がしています。
当グループもオストメイトの思いを汲み取れる、そんな団体にしたいです( ^ω^ )全国大会まであと2週間ちょっと。参加される方は埼玉でお会いしましょう。
YS
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